アスリート鍼灸整骨院 アスリートトレーニングセンター

超音波治療

フィジオソノ

超音波治療とは

超音波治療とは、機器使って超音波を身体へ照射しておこなう治療です。
超音波とは、人が聞く事のできる振動数を超えた音波のことです。
つまり「人間の耳に聞こえない音」を指します。

その超音波を生体に照射することで、温熱作用と非温熱作用(音圧作用)という二つの作用が生まれます。その作用をから得られる様々な効果を利用しておこなうのが超音波治療です。

超音波治療の効果

温熱作用:音波振動の摩擦により熱を発生させて組織を温める作用

  • 筋スパズム(筋肉の張りやこり)の軽減
    →筋肉の張りやコリを解消
  • 組織の伸展性を増大
    →関節可動域の拡大や筋肉の柔軟性をアップします
  • 血流改善による疼痛緩和と修復の促進
    →痛みをやわらげ、早期回復を促します

非温熱作用(音圧作用):機械的振動による組織へのミクロマッサージ作用

  • 細胞の活性化や代謝の促進により組織の修復を早める
    →ケガの早期回復、早期復帰
  • 細胞膜や血管の透過性を高めることで腫脹や浮腫の軽減を促進
    →患部の腫れやむくみを早期に解消し、より早い機能回復へ導きます

超音波骨折治療(LIPUS)

骨折への超音波治療は、低出力パルス超音波(LIPUS)を患部へ照射することで骨形成を促進し、骨の癒合期間を最大で約40%短縮できます。
また最近では結合組織やコラーゲン、たんぱく質の合成および線維芽細胞の増殖を促進すると考えられており、急性期の骨膜の炎症(シンスプリントなど)や筋損傷(肉離れ)にも使用されるようになっています。

当院での使用例

足関節捻挫
超音波により受傷直後の腫れを軽減させて、より早く可動域や機能の回復につなげます。
また受傷後動きの悪くなった周囲の組織の伸展性を増大させて、関節の可動域を改善。

肉離れ
損傷部の組織修復を促すために使用します。
また損傷部の瘢痕組織の伸展性を改善させるのにも有効です。

野球肩
繰り返しの投球ストレスにより肩関節後方から下方の関節包が固くなります。そこへ超音波による深部への温熱刺激を加えることで伸展性が回復し、肩関節の正常な動作へとつなげていきます。

オスグッド病
脛骨粗面の剥離部分の癒合や骨膜の修復を促すためにLIPUSを使用します。

肘頭疲労骨折
一日でも早い骨癒合を促すためにLIPUSを使用します。
また投球再開時に再負傷避けるためのリハビリや、コンディショニングも同時におこないます

上記は使用例の一部です。
その他様々なケガや痛みに対して使用しております。
当院での超音波治療は一部自費となっており、300円~800円のご負担を頂きます。
その他超音波治療に関するご質問があれば、LINEやメールにてお問い合わせ下さい。